イゲタロイ 新ステンレス向けチップ AC6030M AC6040M
ステンレスの旋削加工用新材種「AC6030M AC6040M」を2014年11月に新発売
AC6030M(CVD材種)
新開発のホウ化物系チタン化合物被膜を最表層に被覆することで、コーティング膜の大幅な強度向上と優れた表面平滑性が得られ、加工の安定性を実現しました。AC6030Mは、進化したCVD*1独自技術によって開発されたコーティング “アブソテック プラチナ(Absotech Platinum)”を採用し、従来コーティング膜対比2倍以上の耐チッピング性を実現するとともに、耐溶着性を大幅に向上させたステンレス鋼の一般旋削加工第一推奨材種です。
AC6040M(CVD材種)
当社独自開発の超多層薄膜構造を継承するとともに、耐熱性に優れた新組成TiAlSiN系超多層膜を採用いたしました。さらに新開発の超硬基材とコーティング膜との界面制御技術を適用することで 、コーティング膜の耐剥離性を大幅に向上させることに成功しました。AC6040Mは、進化したPVD*2独自技術によって開発されたコーティング “アブソテック ブロンズ(Absotech Bronze)”を採用し、ステンレス材のバルブ、フランジや継手などの配管部品加工などにおいて、従来比2倍以上の耐欠損性を実現させたステンレス鋼の断続加工第一推奨材種です。