改善事例
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加工改善 - 2017/03/17
フローティング機構(特許)により回転振動・騒音・発熱の抑制する回転工具ホルダー
顧客:機械メーカーM社
問題点:タレット旋盤の回転工具(ドリリング&ミリングホルダー)の入力軸と、タレット側のモータ出力軸との駆動結合部には、微細なハメアイ誤差や芯違いがあり、これが原因で、高速回転時には振動・騒音・発熱が発生し、ホルダー寿命や刃先寿命に悪影響を及ぼしていました。
提案内容:上記、駆動結合部に、芯違いを吸収するためのフローティング機構(特許)を新たに設けることにより、回転振動・騒音・発熱が著しく抑制されます。
・Preci-Flexツーリング
結果:エッピンガーPreci-Flexツーリングを使用する結果、運転音は極めて静粛となり、ホルダーの寿命や刃先の寿命も長く保つことが出来るようになりました。 また、美麗な加工面が得られて、喜ばれています。特許取得とともに、弊社ホルダーに標準採用しています。
使用したメーカー:イーエスエー・エッピンガー有限会社